IR Reading 2019春

IR Reading 2019Spring

2019年3月23日

概要

情報アクセス分野に関する主要国際会議(SIGIRやWSDMなど)の論文読み合わせを行うIR Readingを開催します.多人数で協力しあって論文を紹介しあうことで,論文への理解を深めたり,分野全体のトレンドを掴んだりする場となれば幸いです.

IR ReadingはACM SIGIR 東京支部が主催しており,秋と春の年2回の開催を予定しております. 第1回目は発表者・聴講者合わせて24名の方にご参加いただき,延べ27編の論文について紹介が行われました. 第1回目についてはこちらをご覧ください.

どなたでも無料で参加いただけますので,興味のある方は是非下記から参加登録ください.

日時

  • 2019年3月23日(土) 13:00 - 18:00

会場

  • 関東会場:株式会社メルカリ地図
    • 〒106-0032 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 18F
  • 関西会場: 兵庫県立大学 神戸情報科学キャンパス 7階(地図
    • 〒650-0047 神戸市中央区港島南町7-1-28 (計算科学センタービル内)
  • その他:
    • 上記以外で会場を用意してくださる方を募集中です.用意しても良いという方はSlackでご連絡ください.

IR Readingでは上記会場をSkypeで繋ぎます.関東および関西からご参加の方は上記いずれかの会場にお越しください.また,遠方よりご参加の方はSkypeでもご参加いただけます.

対象会議

IR Reading 2019春では2018年8月〜2019年2月頃に開催された,ACM SIGIRが主催・共催している国際会議を主に対象とします. 下記以外でも,情報検索に関連する会議であれば何でも結構です.

発表形式

1人(または1グループ)あたり15分の持ち時間を割り当てますので,この時間を自由に使って論文をご紹介ください.標準的な構成は12分発表・3分質疑を想定しております.1セッション中の論文を全部紹介したり,特定の1本をじっくり解説したり,発表者の希望に合わせて自由に選択ください.また,15分の持ち時間を複数の発表者(たとえば,研究室のメンバ3名)で担当していただいても構いません.また,発表者の数によっては持ち時間が15分より短くなる可能性もございますので,ご了承ください.

参加の流れ

1. IR Reading用Slackへの参加

IR ReadingではSlackを使って各種連絡を行う予定です.まず,以下のURLからIR Readingのワークスペースにご参加ください.

2. セッションor論文情報の登録 (3月9日(土)締切)

Slackに参加後,本勉強会用チャンネル(#2019spring)に情報を登録するためのGoogle SpreadsheetのURLがSlackに記載されていますので,そちらのURLから氏名,所属,担当したいセッション(または論文)をご登録ください.発表したい論文が被った場合は,該当者と相談して調整ください.基本は早い者勝ちです.また,聴講希望の方もこちらに記入ください.

3. 発表資料の登録(3月22日(金)締切)

会前日までに発表資料を作成いただき,Google Spreadsheetに発表資料のURLをご登録ください.資料のアップロードについては,各自のDropbox,研究室サーバ,SlideShareなど皆様の都合に合わせてご準備ください.また,発表資料はできる限りPDFでご用意いただけると当日のトラブルが少なくすみます.

IR Reading Slack参加リンク

IR Readingに参加希望の方は,以下のリンクよりSlackにご参加ください.

スケジュール

  1. 参加登録締切(SlackにJoinしGoogle Spreadsheetに情報を記入ください)
  • 3月9日(土)
  1. プログラム確定・公開
  • 3月16日(土)頃予定
  1. 発表資料登録
  • 3月22日(金)
  1. IR Reading
  • 3月23日(土) 13:00 - 18:00

プログラム

セッション1(関西会場) 13:00 - 14:30

時間論文発表者
13:00 - 13:15オープニング・趣旨説明
13:15 - 13:30Session 10: Personalization and Characterizing User Behavior (WSDM 2019)山本 岳洋(京都大学)
13:30 - 13:45From Neural Re-Ranking to Neural Ranking: Learning a Sparse Representation for Inverted Indexing (CIKM 2018)加藤 誠(京都大学)
13:45 - 14:00Are Meta-Paths Necessary?: Revisiting Heterogeneous Graph Embeddings (CIKM 2018)
Mix 'n Match: Integrating Text Matching and Product Substitutability within Product Search" (CIKM 2018)
An Attentive Interaction Network for Context-aware Recommendations (CIKM2018)
高橋 克郎
村本 直樹
白髪 宙海(兵庫県立大学)
14:00 - 14:15Recommendation Through Mixtures of Heterogeneous Item Relationships" (CIKM 2018),
Measuring User Satisfaction on Smart Speaker Intelligent Assistants Using Intent Sensitive Query Embeddings (CIKM 2018)
Multiperspective Graph-Theoretic Similarity Measure (CIKM 2018)
大島 裕明
マハルジャン ラビン
楊 澤華(兵庫県立大学)
14:15 - 14:30Session 3: Search as Learning (CHIIR 2019)神門 典子(NII)

 

休憩 14:45 - 15:00

 

セッション2(関東会場) 15:00 - 16:15

時間論文発表者
15:00 - 15:15WSDM 2019 基調講演の私的ハイライト上保 秀夫(筑波大学)
15:15 - 15:30CFGAN: A Generic Collaborative Filtering Framework based on Generative Adversarial Networks (CIKM 2018)西川 浩平(筑波大学)
15:30 - 15:45Session 1: Conversation (CHIIR 2019)Jordan Trader(筑波大学)
15:45 - 16:00Personalizing Search Results Using Hierarchical RNN with Query-aware Attention (CIKM 2018)
Query Tracking for E-commerce Conversational Search: A Machine Comprehension Perspective (CIKM 2018)
渡邉涼太
根本美由樹(筑波大学)
16:00 - 16:15Session 4: Special Information Needs (CHIIR 2019)高久雅生(筑波大学)

 

休憩 16:15 - 16:30

 

セッション3(関東会場) 16:30 - 18:00

時間論文発表者
16:30 - 16:45Session 6: Search in Context (CHIIR2019)江草由佳(NIER)
16:45 - 17:00Session 1A: New IR Applications (SIGIR 2018)野本昌子(ヤフー株式会社)
17:00 - 17:15Semi-supervised Learning on Graphs with Generative Adversarial Nets (CIKM 2018)
Multiresolution Graph Attention Networks for Relevance Matching (CIKM 2018)
藤田 澄男(ヤフー株式会社)
17:15 - 17:30Differentiable Unbiased Online Learning to Rank (CIKM 2018)欅 惇志(東京工業大学)
17:30 - 17:45Relevance Estimation with Multiple Information Sources on Search Engine Result Pages (CIKM 2018)
Retrieve-and-Read: Multi-task Learning of Information Retrieval and Reading Comprehension (CIKM 2018)
梅本 和俊(情報通信研究機構/東京大学)
17:45 - 18:00クロージング・今後についての議論  

 

FAQ

  1. Q. 関東会場にも関西会場にも参加できせんが,IR Readingに参加できますか?
  • A. はい,当日はSkypeで各会場および遠方参加者を繋ぎますので,Skype環境さえご用意いただければ参加可能です.また,複数の方が同じ場所から参加される場合は,正式な会場として本ページでアナウンスしますので,その旨Slackでご連絡ください.
  1. Q. 聴講だけの参加は可能でしょうか?
  • A. 関東会場,関西会場,もしくは新たに設置する会場に当日ご参加いただける方については聴講のみのご参加も可能です.聴講希望の方についてもSlackに参加いただき,Google Spreadsheetから登録ください.なお,Skypeのみでの聴講はご遠慮いただいておりますのでご理解いただければと存じます.
  1. Q. 発表資料や発表について言語の指定はありますか?
  • A. 言語の指定はございません.日本語や英語などご自由に選択ください.
  1. Q. IR Readingの配信やアーカイブは行いますか?
  • A. いいえ,配信やアーカイブは予定しておりません.

連絡先

  • ACM SIGIR 東京支部
    • sigir-tokyo at googlegroups.com
    • 担当: 大島 裕明(兵庫県立大学) 山本 岳洋(京都大学)